満月の夜

野口雨情作詞、中山晋平作曲の「雨降りお月」という曲があります。
曲の再生

こうして、雲間にぽっかり浮かんだ月を見ていると、月までの距離は、雲と同じか、雲よりちょっと向こうくらいに感じます。

地球から100キロ離れたら、もうそこは宇宙、地球外空間なのだそうです。月までの距離は、うーんと遠くて、およそ38万キロと言われていて、途方もない距離なんですが、見上げると、月はそこにあるように見えます。なかなか、その距離を感じることができません。

きっと、人間は、まぼろしの月を見ているのだと思います。

人間は、想像を超えるものを見ることができません。38万キロという距離が想像できないので、想像できる距離にスクリーンを置いて、そのスクリーンに月を映し出しているのだと、ぼくは思います。

ぼくたちは、気が付かないうちに、心のスクリーンに、過去の記憶から想像したものを取り出しては、それを映し出して、それぞれがそれぞれの世界を作っているのだと思います。

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