複音ハーモニカ

2019年4月からの、ある市民講座のハーモニカ教室の講師をやってもらえないだろうかという、打診をいただいています。

「ハーモニカ」のページにも書いていますが、ぼくはクロマティックとブルースハープしかやりません。でも、ある世代では、小学校でハーモニカを習った記憶があり、その世代が大人になってハーモニカを始めると、「複音ハーモニカ」=「ハーモニカ」であって、「ハーモニカを吹く。」ということは、「複音ハーモニカも吹ける。」ということになってしまうらしい。

なにしろ、あの数字譜というのが、ぼくは苦手です。まあ、これは無視してもいいのですが。

タングブロック奏法も、ブルースハープでもやらないわけではありませんが、違和感を感じます。

なんてったって、上手い人になると、2段、3段重ねでハーモニカを吹いたりするじゃないですか。

「いや、そこまでしなくてもいいんじゃない?」って思っちゃいます。

オカリーナでも、トリプルを演奏される方は、めちゃめちゃ技巧的な曲目を見事に演奏して喝采を浴びることがあります。技巧的で高度な曲を演奏できるというのは、(当たり前ですが)高度な技能を持っていることの証明なんですが、それを見せ物にする必要があるのかな、とは思います。

普通の曲を、聞いて楽しんでもらえる演奏家に、ぼくはなりたいです。

そういう意味では、複音ハーモニカというのは、本来シンプルなドレミの楽器です。1本で普通に吹いてもビブラートがかかっているように聞こえるように、ひとつの音を出すのに、わざわざちょっと音程をずらした2枚のリードがついているというハーモニカなんです。

欠点は、半音が出ないこと。音域は広いのに、です。

なので、ぼくはシングルリードのハーモニカしか吹かないのです。

というようなことを、1月に行って説明しようかと思います。それでも、教えてほしいと思ってもらえるのかどうか。

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