旧本庄小学校校舎

投稿者: | 2017年5月15日

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 岩美町にはだいたい各地域、集落ごとに小学校があった。私の住む田後にも小学校はあったし、それぞれの地に校門や石碑などのモニュメントが残されていたりする。跡地利用されている校舎もあるが、現存している校舎はもう残り少ない。この旧本庄小学校校舎も、工芸村や障がい者施設などが入っていたが、いよいよ取り壊されることになった。

 ここでやっていたオカリーナ教室も一時移転することになった。この小学校の卒業生でもないし、決して感傷に浸っているわけではないが、一見するとちゃんと修復すればまだ使えそうに思えてしまう。もちろん、雨漏りも相当ひどいということだから、瓦屋根の葺替だけでも数百万円かもっとかかるだろう。耐震補強も必要となると、文化財として指定されていないのであれば、取り壊されるのは、やむを得ないのだと思う。

 他の地域では、住民や卒業生などの保存運動の成果があって、残った校舎もある。企業が入居することになって、きちんと建て替えることなく、新しい建物に生まれ変わった鳥取高等農業学校校舎の例(外部サイト:近代建築Watch)もある。しかし、活用方法が見つからず、放置されていたり、転用に次ぐ転用で外見は廃墟としか見えないようなものもある。

 そんなことを思いながら、きれいに掃き清められた校舎の内部の写真(上記)を1枚だけ撮影した。生まれ変わる校舎を祝福したい。鳥取県観光案内「とっとり旅の生情報」のいわみ工芸村のページに、廃校になった当時の写真が残っていたので、ここに引用します(下記の写真をクリックすると、そのページが開きます)。いわみ工芸村は既に移転していますので、ここにはありません。